私たちの可愛いジョイスは、天国に帰りました。
お腹の中で死ぬかもしれないと言われて、産まれても数秒、数分の命と言われていた無脳症の赤ちゃんジョイスでしたが、昨日の午後6時35分に産まれた後、約15時間ジョイスはこの世で生きました。この15時間は、私たちに一生忘れられない思い出を残してくれました。
2652gの小さな体は最後まで戦いぬきました。呼吸が止まった後も、2時間も鼓動を鳴らし続け、少しでも生きよう、生きようと頑張っていました。
呼吸が乱れるときに、夫は子守唄を歌ってあげ、私は「ママ、ここにいるよ。」と胸元に抱き寄せて揺らし、ジョイスにおっぱいを吸う力がなくなっていても、おっぱいを加えさせてあげると落ち着きを見せてくれた。ジョイスは私たちのことを知っていた。
私たちは、ジョイちゃんに会えた。生きて産まれてくれただけで、嬉しかったのに、ジョイスの微笑や、くしゃみ、泣き声まで聞くことができた。抱くことができ、添い寝もできたし、おっぱいも吸わせてあげることができた。そして、この世でもジョイスを愛せ、両親になれたことが嬉しかった・・・
昨日、私の胎から出てきたばかりのジョイスを胸に抱いたとき、なんて温かいんだろう“命”だと思ったのに、今私たちのベッドのわきに横たわるジョイスに、もうその温もりがない。これを“死”というんだと知った。でも、そのジョイスの顔に苦しみは全くみられないしとても幸せそう。本当に可愛い。
ジョイスの出産のこと、経過、今のことたくさん書きたいことがあるけれど、今はジョイスの顔を見てあげることにします。
愛する人がこの世には存在しなくなることを経験したことがなかった。
あーこんなに切ないんだ。
ただ、涙が溢れるんだ。コントロールできない涙が出んだね。
涙はまだまだ出るけど、それでも上を見あげたい。喜んでいたい。悲しみに心を伏せたくない。だから、ジョイスもいる天国に向けて手をあげていいます。ハレルヤ!
ジョイちゃん、ママは悲しいとは言わないよ。ジョイスは最も幸いな場所に先に行っただけだからね。神様がジョイスとともにいてくださるから、ママは安心です。
少し寂しいけれども、またジョイちゃんに会えるまでママもダディーもこの世を信仰で生き抜きます。
このこぼれる涙がとまったら、誤字脱字だらけ、句読点多すぎのブログを再びたくさん書きたいと思います。取り急ぎ、皆さんに感謝とお礼を申し上げます。