お腹の中にいるジョイスが5カ月のときに、恵みから来る喜びという意味を込めて「ジョイス」と名付けてあげてから、岡山にジョイスという名前があるか検索をしたことがあった。
「ジョイス 岡山」と検索して出てきたのは、一軒の美容院でした。
娘に英語名を与えたのは、彼女の命が限られていると聞かされていたため。当初、万が一、娘が天国に帰った後の自分自身の心情が想像できず、もしかすると、娘の名前を聞くたびにここにいない娘を思いだしたり、重ねたりしてしまうのではないかと思い、日本であまり耳にしない英語名にしました。
先日、偶然に友人がその美容院に通っていることが分かり、思い切って電話をし、「ジョイスというお店の名前を付けた方に切っていただきたい」とお伝えして髪を切ってきました。
「Joyce」というお店の名前をつけられた店長の川井さん、ヘアードネーションに力を入れておられ、切った髪の毛も美容院から送ってくださいます。ドネーションでカットした場合の売り上げの一部は、「JHD&C ジャパンヘアードネーション」に寄付されるようになっているそうです。
美容院「Joyce」の名付け親である川井さん、素敵な方で嬉しかったです。
ジョイスを産む前に髪を切ってドネーションして以来、二年半伸ばして、今回、二回目のドネーションができました。
あと数カ月待った方がよかったのだろうけど、産後の髪の毛、人にもよるのでしょうが、私の場合はものすごく抜けるのです。せっかく人様に差し上げるのであれば、一本でも多く切ってもらった方がいいなと思い、かなり短くなることを覚悟で切っていただきました。
ヘアードネーションは、どのような髪でも、31cmから寄付できるそうです。私は、31cmをとりあえず切っていただき、その後にできる髪型を作つていただきました。
短髪って節約にもなるのですね。シャンプーもドライヤーも三分の一でよくなります。もう伸ばせなくなりそうに快適です♪
私の母教会の友人が、今、頑張って伸ばしています。髪は、頑張らなくても伸びるだろうと思うでしょうが、20cmすぎたくらいで切りたくて仕方なくなります。頑張るといのうは、切りたい!という思いとの戦いなのです。
近所の子どもが髪を切ったことに気づいてくれて、「おばちゃん、ヘアドネーションしたんだ~」というと、その子もしたいと言いはじめました。
川井さん曰く、髪の毛を待っている子どもたちは、まだまだたくさんいるそうです。
ヘアードネーションの輪が拡がればいいなと思いました。