テーブルにクロスをかけ、花を飾り、ジョイスの誕生日をこの世の住人3人で祝いしました。
夕飯はいつもより一品品数を増やし、食後にケーキを食べました。
この世にいない人のために誕生日会をするのは初めてでしたが、ピアノにあわせて歌ったり、長女は踊ったりして、家族で楽しいひとときを過ごせました。
今日は、一年前にお世話になった新生児科と産婦人科の医師の先生方へ挨拶することもできました。
昨日までは、お腹の中にいたジョイスとよく行った赤穂温泉へメモリアル旅行に行ってきました。
ジョイスと見た朝日が見たくて、朝5時50分の日の出を待ちながら湯舟に浸かっていました。早すぎて、誰もいなかったのでエコー効かせて気持ちよく賛美もできました。ジョイスと見た朝日を見ながら、ジョイスがお腹にいた頃から今日まで約2年の旅路、どの場面においても私を一人にせず見捨てられなかった神様に感謝しつつ、ジョイスに想いをはせていました。
温泉から上がり、宿の部屋で朝焼けを見ながらくつろいでいたら、うたた寝をしてしまったようです。
ほんの5分程度ほど眠りにおちていた間に、夢を見ました。
なんと…!
夢の中でジョイスに会いました!
ピンク色の甚平を着て、歩くとキューキューと音がなる子ども用のピンク色のサンダルを履いた1歳になる赤ちゃんが誰かに手を引かれて、ヨチヨチよたよたと歩いていました。
しかし、振り向いて私の顔を見つめる その赤ちゃんの顔を私は知りませんでした。
ぷくぷくとした健康そうな赤ちゃんでしたが、頭の毛だけが一歳にしては少なく、生え始めたばかりのようだな…と思ったときに、その赤ちゃんがジョイスだとわかりました。
聖書には、この世で体は朽ちても、天国に行くと新しい体が与えられ、魂は永遠に生きると書かれています。
天国には、病気も悲しみも、この世の悪や罪もなく、素敵な住まいが用意されていて、それはパラダイスのような世界だと言っています。
聖書が言うように、ジョイスには新しい体、新しい頭が与えられていました。また、天国でつくられた頭部には一歳にしては少し遅めだけれども髪の毛が生えはじめていました。
甚平を着ていたのでお祭りにいくところだったのか、それとも天国は毎日がお祭りのように楽しいところなのかと思いました。
ジョイスが夢に出てきたことは、二回あります。
夢の中では、いつもジョイスの横には誰かがいて守ってくれています。
今回も歩き始めたばかりのよちよち歩きのジョイスが転ばないように、手を引き歩んでくれている人がいました。
今日、ジョイスの産まれた午後6時35分に私はジョイスに言いました。
ジョイちゃん、おめでとう。
ジョイちゃん、大好きよ。
ジョイちゃん、ママは頑張ってますよ~。
とても入るのが難しいという天国ですが、必ずその門を必ずくぐり抜けて入るからねと伝えました。
毎日、神様にこんな祈りが必要なのか分かりませんが、ジョイスのことをよろしくとお願いしますと祈ります。まぁ必要ないのは分かっているのですが、ただ、言いたいだけで、母親ぶりたいだけなのですが... 毎日、そう祈ります。
夢の中で見たジョイスは可愛いかった。
新しい体や頭部ももらえたし、昨日見たジョイスの顔はうっ血もしていませんでした。
ジョイスの1歳のお誕生日会は、神様の祝福に満ちた素敵なときになりました。
ジョイスは、天国で元気にしているようです。